※当サイトで紹介する商品・サービス等は、プロモーションが含まれています。

パスポート 海外転職・移住

【2026年】パスポート申請料、7,000円値下げ【でも損する】

【2026年】パスポート申請料、7,000円値下げ【でも損する】

 

お悩み相談
パスポートの申請料が値下げになるの!?
でも7,000円も値下げなんて、なんか "ウラ" がありそうだけど...。

 

こんにちは、キベリンブログです。

パスポートの申請料が安くなりますが、それには知っておくべき理由があります。

今回は、「2026年のパスポート申請料の値下げも、海外旅行すると損する理由」について紹介します。

 

【本記事の内容】

① 2026年7月、パスポート申請手数料が7,000円値下げ【16,000円 → 9,000円】

② パスポート値下げも、損する理由とは【年1回の海外旅行で13,000円の損】

③ まとめ:パスポート申請料の値下げも、出国税の値上げで海外旅行が負担増に

 

物価高の時代に申請料を7,000円も値下げするのは、実は背景があります。

結果として損する理由も、わかりやすく紹介していきます。

 

① 2026年7月、パスポート申請手数料が7,000円値下げ【16,000円 → 9,000円】

① 2026年7月、パスポート申請手数料が7,000円値下げ【16,000円 → 9,000円】

① 2026年7月、パスポート申請手数料が7,000円値下げ【16,000円 → 9,000円】

 

政府はパスポートの申請手数料について、"7,000円の値下げ" を行います。

2026年7月から、引き下げられる予定です。

 

具体的にいくらになるのか、詳しく見ていきましょう。

5年用パスポートの廃止や値下げの背景も、合わせて紹介していきます。

 

2026年7月から、パスポート申請手数料が約9,000円に【7,000円値下げ】

・10年用パスポート : 約16,000円 → 約9,000円に値下げ【7,000円値下げ】

・5年用パスポート : 約11,000円 → 約4,500円に値下げ【18歳未満のみ】

※オンライン申請 or 窓口申請で、400円の差あり(オンライン申請の方が安い)

 

10年用のパスポートの申請(新規発行・更新)には、手数料として「約16,000円」かかります。

なぜ "約" としているかというと、オンライン申請は15,900円、窓口申請では16,300円と値段に違いがある(400円の差)からです。

 

それが2026年7月から「約9,000円」となり、7,000円の値下げに。

以前の半額に近い金額になるので、けっこうな引き下げですよね。

 

5年用のパスポートについては「約4,500円」となり、6,500円の値下げです。

ただし5年用のパスポートは、"18歳未満" のみが対象となります。

 

関連記事
【パスポート】新規発給のオンライン申請が可能に【2025年】
【パスポート】新規発給のオンライン申請が可能に【2025年】

  お悩み相談パスポート更新はオンライン申請できるけど、新規発行はまだできないよね。 新規発行もできるようになるの!?   こんにちは、キベリンブログです。 2025年(令和7年) ...

続きを見る

 

18歳以上は、5年用パスポートが廃止に

・10年用パスポート : 18歳以上のみが対象

・5年用パスポート : 18歳未満のみが対象【18歳以上は廃止】

 

パスポート申請料の値引きに合わせて、もう1つパスポートで変わることがあります。

それは、「18歳以上の5年用パスポートの廃止」です。

 

18歳以上の人は、10年用・5年用のどちらかを選択できる状態でした。

(18歳未満は10年用の選択不可)

 

ですが、2026年7月からは、18歳以上の5年用パスポートは廃止となります。

したがって、10年用パスポートは18歳以上、5年用パスポートは18歳未満というすみ分けになります。

 

なぜ、パスポート申請料が値下げされるのか?

・2026年7月から、出国税が値上げされるため

・出国税は、海外旅行や仕事などで出国する日本人も徴収される

・海外旅行や仕事で出国する日本人に、出国税の増税負担をすこし軽減する目的

 

「パスポート申請料が7,000円値下げ!」とだけ聞くと、うれしいニュースにも思いますよね。

あらゆるモノの値段が上がる物価高の時代で、7,000円もの値下げには、実は "ウラ" があります。

 

なぜなら、同じタイミングの2026年7月から、「出国税」が値上げされるからです。

「出国税って日本人は対象外じゃないの?」と思われたりしますが、日本人も出国税を負担する対象になっています。

 

海外旅行や仕事など、日本を出国する航空券の価格に上乗せで出国税を負担しており、払っていることが気づきにくい仕組みになっているんですよね。

その負担をすこし減らすためにパスポート申請料が安くなるわけですが、その上で "損する理由" について、次のパートで深掘りしていきます。

 

② パスポート値下げも、損する理由とは【年1回の海外旅行で13,000円の損】

② パスポート値下げも、損する理由とは【年1回の海外旅行で13,000円の損】

② パスポート値下げも、損する理由とは【年1回の海外旅行で13,000円の損】

 

ここまで、2026年7月からの "パスポート申請料 7,000円値下げ" を紹介してきました。

「約16,000円 → 約9,000円」でパスポートが取れるので、かなり大きな引き下げですよね。

 

でもこの値下げには "ウラ" があり、別の税金が「増税」になる代わりです。

新たに安くパスポートを取得できて喜んでいても、値下げ分を取り戻せず "損する結果" にも。

 

なぜ7,000円の値下げが損になるのか、詳しくみていきましょう。

 

パスポート値下げの2026年7月から、出国税は増税【2,000円値上げ】

・1,000円 → 3,000円に値上げ

・出国税(国際観光旅客税)は、日本出国時に徴収される(航空券に上乗せ)

・外国人だけでなく、日本人も出国税の徴収対象

 

パスポート申請料が値引きされる同じタイミングの2026年7月、「出国税(国際観光旅客税)」が値上げされます。

「1,000円 → 3,000円」に引き上げられるので、倍以上となる "2,000円の値上げ" に。

 

インバウンド増加によるオーバーツーリズム対策が値上げの理由ですが、出国税は「日本人も徴収対象」です。

海外旅行や出張などで日本を出国する航空券を買うと、上乗せで徴収されているしくみです。(※よく "航空券 0円セール" とか見かけますが、決済時に結局数万円ほどかかるのは、出国税や空港利用料・燃油サーチャージなどの価格への上乗せが理由)

 

「オーバーツーリズム対策なら、日本人は対象から外してよ!」と思うかもしれませんが、政府は特に考慮せず、日本人からも徴収していきます。

その代わりに、パスポート申請料を安くしようというわけですね。

 

毎年1回の海外旅行で、13,000円も損する結果に【回数が多いほど負担増】

・毎年2回ペースで海外旅行 : 33,000円の損(出国税 40,000円増、パスポート 7,000円減)

・毎年1回ペースで海外旅行 : 13,000円の損(出国税 20,000円増、パスポート 7,000円減)

・2年1回ペースで海外旅行 : 3,000円の損(出国税 10,000円増、パスポート 7,000円減)

・3年1回ペース海外旅行 : 1,000円の得(出国税 6,000円増、パスポート 7,000円減)

※10年で4回以上海外に行くと、損する結果に(回数が多いほど負担増)

 

出国税の値上げと、パスポート申請料の値下げをトータルで損得を考えた場合、どのくらい海外旅行すると損するのかチェックしてみましょう。

例えば、「お盆休みと年末年始の毎年2回ペースで海外旅行する」という人は、パスポート有効期限の10年間で "33,000円" も損する結果になります。

 

だいたい「毎年1回は海外旅行する」という人なら、"13,000円" の損に。

そんなに海外は行かないけど、「2年に1回は行く」くらいの人でも、"3,000円" の損です。

 

海外旅行が10年で3回までなら得になりますが、4回以上になると損することになります。

海外へ行く回数が多いほど損する金額は増えるので、政府は本当に日本人の海外旅行を促しているのか、疑問にも感じますね。

 

日本人のパスポート保有率は、6人に1人だけ【値上げしやすい理由】

よく海外旅行する人に負担が重くなる出国税の値上げですが、値上げしても批判が広がらない背景があります。

それは、「多くの日本人はパスポートを持っていない = あまり海外旅行に行かない」ということ。

 

パスポート保有率は17%ほどで、"6人に1人" しかパスポートを持っていません。

出国税を値上げしたところで、多くの人は影響しないんですよね。

 

母数が少ないと、増税の対象にもされやすくなります。

海外旅行できる余裕があるなら、日本人も徴収される出国税を値上げしても問題ないと判断しているのかもしれません。

 

関連記事
【新パスポート】2025年3月、オンライン申請で戸籍謄本不要に
【新パスポート】2025年3月、オンライン申請で戸籍謄本不要に

  お悩み相談2025年3月からパスポートが新しくなったんだね。 戸籍謄本もいらないの?   こんにちは、キベリンブログです。 2025年(令和7年)3月24日から、偽造防止を強化 ...

続きを見る

 

③ まとめ:パスポート申請料の値下げも、出国税の値上げで海外旅行が負担増に

③ まとめ:パスポート申請料の値下げも、出国税の値上げで海外旅行が負担増に

③ まとめ:パスポート申請料の値下げも、出国税の値上げで海外旅行が負担増に

 

本記事では、「2026年のパスポート申請料の値下げも、海外旅行すると損する理由」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【2026年7月から、パスポート申請手数料が引き下げ(7,000円値下げ)】

・10年用パスポート : 約16,000円 → 約9,000円に値下げ【7,000円値下げ】

・5年用パスポート : 約11,000円 → 約4,500円に値下げ【18歳未満のみ】

※オンライン申請 or 窓口申請で、400円の差あり(オンライン申請の方が安い)

 

【2026年7月から、出国税は増税(2,000円値上げ)】

・1,000円 → 3,000円に値上げ

・出国税(国際観光旅客税)は、日本出国時に徴収される(航空券に上乗せ)

・外国人だけでなく、日本人も出国税の徴収対象

 

【パスポート値下げ+出国税値上げによる、トータルでの損得】

・毎年2回ペースで海外旅行 : 33,000円の損(出国税 40,000円増、パスポート 7,000円減)

・毎年1回ペースで海外旅行 : 13,000円の損(出国税 20,000円増、パスポート 7,000円減)

・2年1回ペースで海外旅行 : 3,000円の損(出国税 10,000円増、パスポート 7,000円減)

・3年1回ペース海外旅行 : 1,000円の得(出国税 6,000円増、パスポート 7,000円減)

※10年で4回以上海外に行くと、損する結果に(回数が多いほど負担増)

 

2026年7月から、「パスポート申請手数料」が7,000円ほど値下げされます。

これだけ聞くとうれしいニュースですが、一方で「出国税」は2,000円ほど値上げに。

 

オーバーツーリズム対策での値上げですが、出国税は "日本人も徴収対象" です。

日本を出国する航空券を買うごとに、価格に上乗せで徴収されます。

 

パスポート値下げ+出国税値上げをトータルで考えると、毎年1回ペースの海外旅行で「13,000円」も損する結果になります。

海外旅行する回数が多いほど負担が増えていくので、日本人も取られる出国税の値上げには注意してくださいね。

 

 

関連記事
【新パスポート】2025年3月、オンライン申請で戸籍謄本不要に
【新パスポート】2025年3月、オンライン申請で戸籍謄本不要に

  お悩み相談2025年3月からパスポートが新しくなったんだね。 戸籍謄本もいらないの?   こんにちは、キベリンブログです。 2025年(令和7年)3月24日から、偽造防止を強化 ...

続きを見る

関連記事
【LCC】超過手荷物チェックされる?厳しい理由【追加料金の回避策】
【LCC】超過手荷物チェックされる?厳しい理由【追加料金の回避策】

  お悩み相談LCCは安さが魅力だけど、手荷物の重量制限があるんだよね。 でも実際のところ、細かくチェックされたりしないよね?   こんにちは、キベリンブログです。 LCC(格安航 ...

続きを見る

関連記事
【海外旅行】モバイルバッテリー機内持ち込み規制強化【5ルール】
【海外旅行】モバイルバッテリー機内持ち込み規制強化【5ルール】

  お悩み相談2025年7月8日から、日本でもモバイルバッテリーの機内持ち込み規制が強化されたの!? どんなルールがあるのか知りたいな。   こんにちは、キベリンブログです。 モバ ...

続きを見る

 

-パスポート, 海外転職・移住

© 2020 Kiberin Blog