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スーツケース機内持ち込みをおすすめしない、6つの理由【海外旅行】

スーツケース機内持ち込みをおすすめしない、6つの理由【海外旅行】

 

お悩み相談
スーツケースでもそんなに大きくなければ、飛行機で機内持ち込みできるんだよね?

 

こんにちは、キベリンブログです。

重さとサイズの制限以内なら機内に持ち込めますが、あまりおすすめしません。

今回は、「スーツケースの機内持ち込みをおすすめしない、6つの理由」について紹介します。

 

【本記事の内容】

① なぜスーツケースの機内持ち込みをおすすめしないのか【6つの理由+リスク】

② スーツケース以外なら、どんなバッグを選ぶべきか【快適すぎる】

③ まとめ:スーツケースの機内持ち込みは、トラブル要因となりオススメしない

 

海外移住や海外旅行で100か国以上に渡航し、飛行機には何百回と乗ってきました。

経験から、スーツケースで起きうるリスクにも触れていきます。

 

① なぜスーツケースの機内持ち込みをおすすめしないのか【6つの理由+リスク】

① なぜスーツケースの機内持ち込みをおすすめしないのか【6つの理由+リスク】

① なぜスーツケースの機内持ち込みをおすすめしないのか【6つの理由+リスク】

 

スーツケース(キャリーバッグ)はキャスターが付いているので、重い荷物を運ぶときは便利ですよね。

でも預け荷物にすると、雑に扱われたり、LCCでは追加料金がかかることも。

 

そんな状況から、最近では "スーツケースの機内持ち込み" をする人が増えています。

各航空会社が定める重量・サイズ制限を超えないものであれば、機内に持ち込むことは可能です。

 

ですが飛行機に繰り返し乗っている経験から、スーツケースの機内持ち込みはおすすめしません。

なぜおすすめしないのか、その理由を見ていきましょう。

 

【スーツケースの機内持ち込みをおすすめしない理由】

理由❶ : 座席上の荷物棚への上げ下ろしが大変

理由❷ : 荷物棚から落として他人をケガさせた場合、損害賠償の責任が発生する

理由❸ : 荷物棚にスーツケース全員分のスペースはないため、他人の分まで奪ってしまう

理由❹ : 狭い機内での移動時、周囲に迷惑がかかる

理由❺ : 重量オーバーで追加料金を取られるリスクが高い

理由❻ : 保安検査で手間がかかる

 

理由❶ : 座席上の荷物棚への上げ下ろしが大変

飛行機の座席の頭上にある荷物の収納棚は、床面から約180cm以上の高さにあります。

頭を超える高さにある棚に対して、7kgとか重さのあるスーツケースを持ち上げて入れるのは、決してラクな作業ではありません。

 

「CAさんが手伝ってくれるから大丈夫」と思うかもしれませんが、荷物の上げ下ろしは客室乗務員の仕事には含まれていません。

手伝ってくれる人は、あくまで "親切心" でやってくれています。

 

例えばJALでは、"ご自身で収納棚へ収納できる範囲の大きさ、重さでお願いいたします" と公式サイトで案内しています。

基本的には「あなた1人で荷物は上げ下ろしする」というルールであり、思っている以上に大変なのでおすすめしません。

 

理由❷ : 荷物棚から落として他人をケガさせた場合、損害賠償の責任が発生する

スーツケースを荷物棚から上げ下ろしする際、何か物を落として他の乗客をケガさせた場合、航空会社は責任を負ってくれません。

あなた自身に、損害賠償の責任が発生します。

 

航空会社の約款にも定められている内容で、実際にケガをさせる事例や乗客同士のトラブルはよく起こっています。

荷物棚から物を落とすと、ちょうど通路側の座席に座っている人に直撃する位置なんですよね。

 

特にスーツケースは大きくて持ちにくいため、他の荷物を引っ掛けて落としてしまうリスクは高いです。

海外旅行に出発するフライトでこんなトラブルを起こしてしまったら、その後の旅行も台無しになります。

 

理由❸ : 荷物棚にスーツケース全員分のスペースはないため、他人の分まで奪ってしまう

機内をイメージすると分かると思いますが、座席頭上の収納棚は乗客全員のスーツケースが置けるほどのスペースはありません。

つまり、スーツケースを機内に持ち込むと他の人の荷物スペースを奪っていることにもなります。

 

飛行機に乗っているとよく見かけるのは、誰かが持ち込んだスーツケースを収納するために、他の荷物を持ち主の目の届かないところまで動かされてしまうこと。

動かされた荷物の持ち主は、到着後に荷物を探し回らなければならない迷惑を被ります。

 

荷物棚がキャパオーバーできちんと収納できなければ、安全確認が終わらず飛行機は飛べません。

スーツケースの機内持ち込みは、収納で問題になる最も大きな要因です。

 

理由❹ : 狭い機内での移動時、周囲に迷惑がかかる

飛行機内の通路幅は "約50cm" ほどで、ひとりがやっと歩けるほどの幅です。

そんな狭い通路でスーツケースを持ち込むと、移動時はどうしても周囲に迷惑がかかってしまいます。

 

到着直後に荷物棚からスーツケースを下ろされると、立つスペースもないほど通路はギュウギュウな状態に。

すぐ動き出せないのも想像に難くないですよね。

 

他の乗客と最もトラブルになりやすい原因の1つではないでしょうか?

余計なストレスを避ける上でも、スーツケースの機内持ち込みは避けた方が安心です。

 

理由❺ : 重量オーバーで追加料金を取られるリスクが高い

・重量制限 : LCCは7kg以内、大手キャリアは10kg以内

・サイズ制限 : 縦55㎝ × 横40㎝ × 奥行25㎝以内(3辺の合計が115cm以内)

 

機内持ち込みの手荷物は、各航空会社で重量とサイズに制限が決められています。

サイズは基本的にどこの航空会社でも同じと考えていいですが、重さは航空会社で異なります。(LCCは7kg、大手キャリアは10kgが目安)

 

スーツケースは "それ自体" が重く、軽量スーツケースでも2kgほどの重量があります。

つまり、荷物を減らしたとしても、重量制限をオーバーするリスクが高いんですよね。

 

機内持ち込みの制限を超えた場合、超過手荷物料金や特別旅客料金を取られることになります。

「バレないから大丈夫」と思うかもしれませんが、最近は搭乗時のチェックも厳しくなっているのでおすすめしません。

 

理由❻ : 保安検査で手間がかかる

機内に持ち込む荷物は、空港の保安検査場でセキュリティチェックを受けなければなりません。

X線の検査装置にスーツケースを通す必要があるため、上げ下ろしなどでも手間がかかります。

 

保安検査場は人で混雑しやすく、スーツケースは邪魔になる場所も。

スーツケースは大きいこともあり、検査員から開けて中身をチェックされる確率も高いです。

 

時間がない状況でムダに止められたら、搭乗に間に合うか不安で焦りますよね。

保安検査を抜けた後の空港内の移動も、機敏には動きにくくなります。

 

② スーツケース以外なら、どんなバッグを選ぶべきか【快適すぎる】

② スーツケース以外なら、どんなバッグを選ぶべきか【快適すぎる】

② スーツケース以外なら、どんなバッグを選ぶべきか【快適すぎる】

 

前のパートで、スーツケース(キャリーバッグ)の機内持ち込みをおすすめしない理由を紹介してきました。

「じゃあスーツケースは預け荷物にすればいいの?」と思うかもしれません。

 

預け荷物にしたとしても、あまりスーツケースはおすすめできません。

どうしても階段があるような場所では移動が大変だし、身軽さに欠けてしまいます。

 

海外旅行ではどんなバッグを選ぶべきかというと、機内持ち込みできるサイズの「リュック」がおすすめです。

私は短期の海外旅行だけでなく、半年など長期にわたる海外ノマド生活でも、"機内持ち込み手荷物だけの30Lリュック" で身軽に海外へ行っています。

 

荷物を減らして身軽にすると、海外旅行の貴重な時間とお金を有効に使える

スーツケースやバックパックなど大きな荷物があると、まずはホテルに行って荷物を置いてくる必要があります。

途中で見たい観光スポットや寄りたいお店があったら、また戻ってくるのは海外旅行の限られた時間が勿体ないですよね。

 

身軽な30Lほどのリュックであれば、ホテルに行く前に寄り道しながら観光も可能。

貴重な時間を有効に使えるのは、何より大きなメリットです。

 

特に個人旅行であれば、市内の路線バスや地下鉄など混雑しやすい交通機関も利用できます。

タクシーを使わなくても移動できたりするので、お金もあまりかかりません。

 

身軽にして移動がラクになると、泊まりたい町に泊まれる

荷物が多くなると、どうしても移動で体力を使います。

そのため大きめの町を拠点にして、日帰りで周辺のポイントを見て回ったりするプランになりがちですよね。

 

日中で観光客が混雑する時間帯しか行けないと、十分に旅行を楽しめないことも。

例えば台湾の九份などは、日中は観光客がごった返して落ちつかないのですが、人の少ない朝と夜なら静かな雰囲気をゆっくり楽しめます。

 

リュックだけで身軽な状態なら、フラッと行って泊まることができるので、静かな朝と夜をのんびり過ごせます。

旅程を自由に組み立てて変えやすいのは、身軽にする大きなメリットの1つです。

 

バスや電車で手元に置いておけるので、セキュリティ面でも安心

海外旅行での現地の移動は、ツアーでない限りは公共のバスや電車を使うことになります。

スーツケースや大きなバックパックは、座席まで持ち込むことができません。

 

自分の荷物が目に届くところから離れると、盗まれたりしないか不安に感じることも多いです。

雨ざらしになるところに置かれるなど、雑に扱われることも。

 

30Lほどのリュックであれば、膝の上にも置けるサイズなので、常に手元に置けて安心感があります。

セキュリティ面の不安が減ると、余計なストレスも抱えずに済むメリットは大きいです。

 

 

 

③ まとめ:スーツケースの機内持ち込みは、トラブル要因となりオススメしない

③ まとめ:スーツケースの機内持ち込みは、トラブル要因となりオススメしない

③ まとめ:スーツケースの機内持ち込みは、トラブル要因となりオススメしない

 

本記事では、「スーツケースの機内持ち込みをおすすめしない、6つの理由」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【スーツケースの機内持ち込みをおすすめしない理由】

理由❶ : 座席上の荷物棚への上げ下ろしが大変

理由❷ : 荷物棚から落として他人をケガさせた場合、損害賠償の責任が発生する

理由❸ : 荷物棚にスーツケース全員分のスペースはないため、他人の分まで奪ってしまう

理由❹ : 狭い機内での移動時、周囲に迷惑がかかる

理由❺ : 重量オーバーで追加料金を取られるリスクが高い

理由❻ : 保安検査で手間がかかる

 

LCCの普及で、航空券が安く買える選択肢が増えました。

でも一方でスーツケースを預け荷物にすると、その分の料金が航空券に上乗せされます。

 

そのため機内持ち込みにする人が増えているわけですが、スーツケースの機内持ち込みはおすすめしません。

なぜなら、トラブルの原因になるリスクが高く、思いがけない出費や余計なストレスを生むことが多いからです。

 

本記事で紹介した6つの理由を読んでみて、本当にスーツケースを機内に持ち込むべきか考えてみてください。

海外旅行は身軽で行く方が、充実した楽しめる旅になるはずです。

 

 

 

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