普通に旅行できるのかな?
こんにちは、キベリンブログです。
海外旅行のタイミングが現地の連休や祝日と重なると、観光や移動できるか不安ですよね。
今回は、「ベトナムのテト休暇期間の観光と、お店の営業状況」について紹介します。
【本記事の内容】
① ベトナムのテト(旧正月)とは?【最大の大型連休】
② テト休暇期間に、ベトナム旅行は楽しめるか【観光地・交通機関・お店の営業】
③ まとめ:テト期間のベトナム旅行も、一度は雰囲気を体感するのがおすすめ
海外移住を含め100か国以上に渡航し、ベトナムでは数か月以上暮らしてきました。
テト期間を過ごした経験から、注意するポイントなど語っていきます。
① ベトナムのテト(旧正月)とは?【最大の大型連休】
ベトナムにおけるテトは、1年で最も大切な祝日です。
新年を迎えるお正月の扱いと同じで、ベトナムで最大の大型連休になります。
テトとは?【旧正月】
旧正月のことで、ベトナムでは「テト(Tết)」と呼ばれています。
中国では "春節" と呼ばれ、日本でも大型連休の様子がニュースになったりしますよね。
世界では太陽暦(新暦)からカレンダーが作られていますが、アジアの一部では太陰暦(旧暦)に基づいています。
太陰暦のお正月にあたるのが、テト(旧正月)というわけです。
テトを迎えると、年越しと同じようにお祝いして、カウントダウンでは花火も打ち上げられたりします。
テト前後の1週間ほどは、年末年始の連休になります。
テトの元日は、毎年変わる【2024年~2030年の予定】
・2024年 : 2月10日
・2025年 : 1月29日
・2026年 : 2月17日
・2027年 : 2月7日
・2028年 : 1月26日
・2029年 : 2月13日
・2030年 : 2月2日
日本だと馴染みがないので分かりにくいですが、テトの日にちは毎年変わります。
2024年~2030年までのテトの元日は上記のとおりで、「1月下旬から2月中旬」の範囲で動いていますね。
この元日をもとにして、政府がテト休暇の公休日(5連休)を前年の11月頃に決定します。
ただし振替休日もあるので、「1週間前後(7~9連休)」の連休になります。(2024年は2/8[木]~2/14[水]でした)
ベトナムの人たちは、家で家族とお祝いしたり、帰省して過ごす人が多いですね。
近年では遠方へ旅行する人も増えています。
テト休暇期間は、街中の大半のお店が閉まる
テト期間になると、多くのお店が休みます。
コンビニ(Winmart など)もやっていないので、日本の正月休みよりも街中は閑散とする印象ですね。
政府機関もテト期間の公休日は休むため、ビザの受付や発給業務は停止するので注意しておきましょう。
ただ、政府の公休日はあるものの、実際の休暇期間はお店や企業などが自由に決められます。
近年はテト中も営業する店は増えていますが、「テト期間にベトナム旅行できるの?」ということは気になるはず。
次のパートで、テト期間中でもベトナム旅行を楽しめるのかを見ていきましょう。
② テト休暇期間に、ベトナム旅行は楽しめるか【観光地・交通機関・お店の営業】
前のパートで、ベトナムの旧正月であるテトについて説明してきました。
テト期間は正月休みに入るため、果たしてベトナム旅行を楽しめるのか気になりますよね。
そこで、テト期間中の営業状況を紹介していきます。
観光施設や交通機関なども含めて見ていくので、参考にしてみてください。
【テト期間中の観光地や交通機関などの営業状況】
・観光施設 : やっているところが多い
・交通機関 : 運行しているが、本数は減る(Grabは料金高めになる)
・観光地のレストラン、カフェ : 営業率は半分程度(割増料金あり)
・街中のコンビニ、スーパー、市場 : ほぼ休み
観光施設 : やっているところが多い
寺院や宮殿、博物館といった観光スポットは、テト期間でも営業しているところが多いです。
たとえ休んだ場合でも、テト元日の1日だけとか、何日も連休になるケースはそれほどありません。
例えば、ハノイの「玉山祠(ホアンキエム湖)」、ホーチミンの「ベトナム戦争証跡博物館」、ダナンの「五行山」など、テト期間も休みなくやっています。
街中が閑散とする一方、外国人観光客がやってくる観光スポットは、テト期間でも楽しめますよ。
交通機関 : 運行しているが、本数は減る(Grabは料金高めになる)
都市間を結ぶ長距離バスや、近距離の市内バスは、テト期間も運行しています。
ですが本数は減るので、タイミングよく移動できない可能性があります。
配車アプリ「Grab」でのタクシー料金も、ドライバーが減るため通常の時期より料金は高くなります。
テト期間は移動しにくくなるため、現地ツアーを利用するなど、時間とお金にも余裕をもっておいた方が良いですね。
観光地のレストラン、カフェ : 営業率は半分程度(割増料金あり)
近くに観光スポットがあるような場所のレストランはカフェは、だいたい半分くらいのお店はやっています。
ビーチリゾートのようなところも、営業率は高めですね。
なので外国人が集まるようなエリアであれば、何も食べられなくなる状況は避けられると思います。
ただし「テト期間の割増料金」がサービス料に追加されたりするので、事前にチェックしてくださいね。
街中のコンビニ、スーパー、市場 : ほぼ休み
一般的な街中のコンビニ(Winmartなど)やスーパーは「ほぼ休み」で、やっているお店はほとんどありません。
休む期間の長さは店によって異なり、3日程度の店もあれば、1週間ほど休むお店もあります。
いつもは賑やかな市場も、テト期間はひっそりと静まり返ります。
観光地ではない場所でテト期間を過ごすなら、テト休暇に入る前に水や食料を必ず買っておきましょう。
③ まとめ:テト期間のベトナム旅行も、一度は雰囲気を体感するのがおすすめ
本記事では、「ベトナムのテト休暇期間の観光と、お店の営業状況」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【ベトナムのテト(旧正月)とは】
・ベトナムで最大の大型連休で、7~9連休になる
・テトの元日は毎年変わり、近年は1月下旬から2月中旬の範囲で動く
・テト休暇期間は、街中の大半のお店が閉まる
【テト期間中の観光地や交通機関などの営業状況】
・観光施設 : やっているところが多い
・交通機関 : 運行しているが、本数は減る(Grabは料金高めになる)
・観光地のレストラン、カフェ : 営業率は半分程度(割増料金あり)
・街中のコンビニ、スーパー、市場 : ほぼ休み
テト休暇に入ると、街中の大半のお店は閉まります。
コンビニ(Winmart など)でちょっとした買い物もしにくくなるので、可能であればテト期間のベトナム旅行は外した方が無難ではあります。
とはいえ、外国人観光客が行くような観光スポットは、テト期間でも休まず営業しています。
注意は必要ですが、テト期間でも観光が楽しめないわけではありません。
テトを祝う花が並んだり、花火が打ちあがる年越しの雰囲気は、新年を1年で2回味わえる不思議な感じもあります。
一度はテト期間のベトナム旅行を、体感してみるのもおすすめですよ。
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