
え、2026年度は増額も!?
こんにちは、キベリンブログです。
物価高が続き、年金生活者には厳しい時代ですよね。
今回は、「年金生活者支援給付金による上乗せ支給と、2026年度の増額」について紹介します。
【本記事の内容】
① 年金生活者支援給付金とは【2026年度の増額で、6.7万円上乗せ】
② 年金生活者支援給付金の申請方法【3ステップ】
③ まとめ:年金収入が少ないなら、年金生活者支援給付金を要チェック
税金・社会保険は、知らないままでいると損することになります。
有効に活かせる制度のしくみを、わかりやすく紹介していきます。
① 年金生活者支援給付金とは【2026年度の増額で、6.7万円上乗せ】

① 年金生活者支援給付金とは【2026年度の増額で、6.7万円上乗せ】
2026年度(令和8年度)から、「年金生活者支援給付金」は "3.2%増額" となることが厚生労働省から公表されました。
物価上昇率に合わせて引き上げられるため、増額となるしくみです。
年金受給者には嬉しいニュースですが、そもそも「年金生活者支援給付金って何??」という感じで、あまり知られていないですよね。
知らない限りは給付対象にもならないので、条件など含め、2026年度の増額とともに見ていきましょう。
年金生活者支援給付金とは【上乗せ支給】
「年金生活者支援給付金」は、年金収入を含めても "一定基準より所得が低い人" を支援する給付金制度です。
給付金の対象になると、年金に "上乗せ" して支給されます。
ただし、支給対象となる条件を満たしていても、自動的に振り込まれるわけではありません。
あなた自身で "申請手続き" が必要です。(申請方法は後ほど紹介していきます)
年金生活者支援給付金は、いくらもらえるか【2026年度:約6.7万円】
・2025年度 : 月 5,450円(年間 65,400円)
・2026年度 : 月 5,620円(年間 67,440円)→ 前年比+170円(年間2,040円)増額!
年金生活者支援給付金の支給額は、1ヶ月あたり「5,620円(2026年度)」です。
年間で「6.7万円」ですね。(未納期間・免除期間がある場合は減額あり)
支給額は毎年4月に改定され、2025年度から「+170円」の増額となりました。
小さい金額に思うかもしれませんが、年間では「+2,040円」の増額なので、それなりの金額ですよね。
支給要件を満たしていれば、毎年繰り返し支給されます。
非課税なので、税金はかかりません。
年金生活者支援給付金がもらえる対象者【3つの要件】
要件❶ : 65歳以上で、年金を受給している
要件❷ : 世帯全員が、住民税非課税
要件❸ : 前年の「年金収入+その他の所得」が、80.9万円以下
(※80.9万円 ~ 90.9万円の場合は、支給額は減るが補足給付の対象)
※3つすべて満たす必要あり
どんな人が6.7万円の上乗せ支給の対象になるかというと、上記の "3要件" をすべて満たす人です。
給付金の名称からも分かるとおり、「年金受給者」であることが前提です。
また、生計を同一にしている世帯全員が、"住民税非課税" でなければなりません。(住民税非課税世帯)
単身者は年金収入が155万円以下だと、住民税非課税となります。
最後の要件である所得の基準ですが、「80.9万円以下」が条件です。
年金収入だけでなく、他の所得も合計した金額なので、合わせてチェックしてみてください。
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② 年金生活者支援給付金の申請方法【3ステップ】

② 年金生活者支援給付金の申請方法【3ステップ】
年金生活者支援給付金は、年金に上乗せで支給される給付金です。
前のパートで紹介したとおり、前年の所得が一定基準よりも少ない人が対象となります。
ただし、対象になっても、自動的に支給されるわけではありません。
繰り返しですが、あなた自身から「申請手続き」が必要です。
ここで、年金生活者支援給付金の申請方法をチェックしておきましょう。
申請は一度手続きすれば、2年目以降の申請は不要です。
など、本記事では郵送での申請方法を紹介していますが、電子申請も可能です。
(電子申請はスマホとマイナンバーカードが必要で、マイナポータルから申請可)
【年金生活者支援給付金の申請方法】
ステップ❶ : 年金生活者支援給付金の対象者に、"年金生活者支援給付金請求書" が届く
ステップ❷ : 届いた請求書に、必要事項を記入する
ステップ❸ : 近所の年金事務所に提出する(郵送可)
ステップ❶ : 年金生活者支援給付金の対象者に、"年金生活者支援給付金請求書" が届く

【日本年金機構から届く封筒】

【年金生活者支援給付金請求書】
65歳から年金受給予定の場合、65歳になる3ヶ月前に日本年金機構から封筒が届きます。(画像は日本年金機構のサイトから引用)
年金生活者支援給付金の対象になっていると、老齢基礎年金の請求書と一緒に "給付金請求書" が同封されているので、入っているかチェックしましょう。
65歳になる前から年金を "繰上げ受給" していて、支援給付金の対象になる場合は、65歳になる誕生月に「年金生活者支援給付金請求書」が届きます。
年金生活者支援給付金の対象になるのは65歳以上が条件なので、65歳になっていなければそれまで待ちましょう。
ステップ❷ : 届いた請求書に、必要事項を記入する
届いた給付金請求書に、マイナンバーや氏名など必要事項を記入していきます。
記入する項目は簡単な内容なので、すぐ終わるはずです。
ステップ❸ : 近所の年金事務所に提出する(郵送可)
老齢基礎年金の請求書と一緒に、記入済みの給付金請求書も提出しましょう。
提出先は、「近所の年金事務所(年金事務所の管轄一覧)」で、郵送でもOKです。
申請して審査が終わると、"支給決定通知" が届きます。
申請後の翌月分から支給される予定なので、振り込まれたら金額を確認してくださいね。
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③ まとめ:年金収入が少ないなら、年金生活者支援給付金を要チェック

③ まとめ:年金収入が少ないなら、年金生活者支援給付金を要チェック
本記事では、「年金生活者支援給付金による上乗せ支給と、2026年度の増額」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【年金生活者支援給付金とは】
・ 一定基準より所得が低い人を支援する給付金制度で、年金に上乗せ支給される
・2026年度 : 月 5,620円(年間 67,440円)→ 前年比+170円(年間2,040円)増額!
【年金生活者支援給付金がもらえる対象者】
要件❶ : 65歳以上で、年金を受給している
要件❷ : 世帯全員が、住民税非課税
要件❸ : 前年の「年金収入+その他の所得」が、80.9万円以下
(※80.9万円 ~ 90.9万円の場合は、支給額は減るが補足給付の対象)
※3つすべて満たす必要あり
【年金生活者支援給付金の申請方法】
ステップ❶ : 年金生活者支援給付金の対象者に、"年金生活者支援給付金請求書" が届く
ステップ❷ : 届いた請求書に、必要事項を記入する
ステップ❸ : 近所の年金事務所に提出する(郵送可)
国民年金だけの場合、40年間保険料を納めた満額でも「約84万円(年額)」です。
この年金収入だけで生活するのは、ちょっと厳しいですよね。
年金収入を含めても所得が少ない人には、「年金生活者支援給付金」がもらえます。
2026年度からの増額により、"6.7万円" が年金に上乗せで支給されるので、経済的には助かるはずです。
こういった給付金制度は、知らなければ利用できません。
給付金の対象になるかチェックして、要件を満たしていたら、すぐに申請しましょう。
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