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【海外移住】バリ島の物価はインフレ後も安い?【スーパー価格表】

【海外移住】バリ島の物価はインフレ後も安い?【スーパー価格表】

 

お悩み相談
バリ島は物価の安さも魅力だけど、世界的なインフレ後の物価はどのくらい上がったのかな?

 

こんにちは、キベリンブログです。

海外旅行や海外移住などを考えているときは、行く国の物価は気になりますよね。

今回は、「バリ島(インドネシア)のインフレ後の物価一覧(食料品・日用品)」について、紹介します。

 

【本記事の内容】

① 2024年以降はインフレが落ち着いたが、インドネシアでも物価は上昇【円安でダブルパンチ】

② バリ島の食料品・日用品の物価一覧【スーパー実売価格(2025年9月)】

③ まとめ:バリ島の物価はまだ安さを感じるものの、かなり上がってきている

 

2025年にバリ島で暮らした経験から、実際のスーパーでの価格表をまとめました。

コロナ以前のように安く楽しめるのか、インフレ後の値段について語っていきます。

 

① 2024年以降はインフレが落ち着いたが、インドネシアでも物価は上昇【円安でダブルパンチ】

① 2024年以降はインフレが落ち着いたが、インドネシアでも物価は上昇【円安でダブルパンチ】

① 2024年以降はインフレが落ち着いたが、インドネシアでも物価は上昇【円安でダブルパンチ】

 

バリ島(インドネシア)での具体的な物価の前に、全般的な「物価上昇(インフレ)」について紹介しておきますね。

2020年の新型コロナの感染拡大以降、世界中でインフレが加速し、あらゆる物の値段がどんどん上がっていきました。

 

2023年の中頃からは、海外での物価上昇はピークアウトし始め、値上げも落ち着いてきています。

ただし、一度上げた値段は、以前のような価格には下がりません。

 

2025年時点から直近5年間のトータルでみると、インドネシアの物価の上がり方は、「日本以上」の上昇率です。

インドネシアでの物価上昇に加えて、インドネシアルピア(インドネシアの通貨)に対しても「円安(円の価値が下がること)」が進み、日本円換算ではさらに高くなります。

 

そこで、2025年までのインドネシアの「物価上昇(インフレ)」「為替レート(円安)」の2点を見ていきますね。

 

インドネシアの消費者物価指数の増加率は、日本以上【インフレ】

インドネシアの消費者物価指数の変化率(%)

【インドネシアの消費者物価指数の変化率(%)】

日本の消費者物価指数の変化率(%)

【日本の消費者物価指数の変化率(%)】

 

上の2つのグラフは、インドネシア(上のグラフ)と日本(下のグラフ)の「消費者物価指数(CPI)」の変化率を示したものです。

(画像は「Investing.com」から引用)

 

物の値段を表す指標として、世界的にもよく使われるデータです。

インドネシアのデータをみると、2023年以降は上昇率が鈍化したとはいえ、2022年は「+6%」ほどの数字を記録しています。

 

一方で日本は、物価上昇率が目立ってきたのは2022年の後半からで、近年も上昇率は「+3%」前後から落ち着いていません。

5年間のトータルで見ると、上昇率はインドネシアの方が日本よりも高いと言えますね。

 

円安の加速により、日本円での換算で以前よりも高くなる【5年で約25%高】

【インドネシアルピア - 日本円の為替チャート】

【インドネシアルピア - 日本円の為替チャート】

 

上記のチャートは、インドネシアの通貨「インドネシアルピア(IDR)」に対する日本円の為替レートです。

(画像は「XE : 通貨換算レート」より引用)

 

2021年以降に円安が加速しましたが、インドネシアルピアに対しても、円安が進んでいます。

(グラフが上がるほど円安が進んでいることを示し、円の価値は下がっている)

 

2025年9月時点からの直近5年でみると、日本円では「約25%」ほど高くなります。

この円安による25%高に、インドネシアでの物価上昇が加わるので、以前のように安くはないことがわかりますよね。

 

 

② バリ島の食料品・日用品の物価一覧【スーパー実売価格(2025年9月)】

② バリ島の食料品・日用品の物価一覧【スーパー実売価格(2025年9月)】

② バリ島の食料品・日用品の物価一覧【スーパー実売価格(2025年9月)】

 

ここまで、2025年までの「物価上昇(インフレ)」と「為替レート(円安)」について見てきました。

バリ島は東南アジアで日本人にとって過ごしやすい上に、物価の安さも魅力です。

 

ですが、世界的な物価の高騰を受けて、バリ島も以前のような割安感は薄れてきています。

これを踏まえた上で、バリ島の物価を「飲料品・食品・日用品」にわけて紹介していきますね。

 

紹介する物価は、「2025年9月」に実際にバリ島のスーパー(中級のチェーン店)で売られていた値段の一例です。

「1インドネシアルピア(IDR) = 0.0090円」で計算しています。

 

バリ島の飲料品の物価一覧

項目 IDR 日本円
水(500ml) 2,790 IDR 25円
水(1.5L) 5,000 IDR 45円
コーラ(390ml) 6,090 IDR 55円
コーラ(1L) 13,060 IDR 118円
牛乳(1L) 24,690 IDR 222円
豆乳(1L) 46,590 IDR 419円
ビール(330ml) 28,990 IDR 261円
ワイン(750ml) 127,000 IDR 1,143円
インスタントコーヒー(100g) 47,990 IDR 432円

 

水やコーラなど一般的な飲料は、値上がりはしているものの、日本よりも安いです。

牛乳など乳製品は、それほど安くはありません。

 

バリ島はヒンドゥー教徒が90%を占めますが、インドネシア全体では90%がイスラム教を信仰しているため、酒税が高くお酒は安くありません。

ひと缶(330ml)あたり「260円ほど」です。

 

日本の飲料も置いてありますが、輸入品は割高になります。

インスタントコーヒーも、そこまで安くはない印象ですね。

 

バリ島の食品の物価一覧

項目 IDR 日本円
米(5kg) 85,000 IDR 765円
食パン(425g) 15,000 IDR 135円
パスタ(500g) 18,200 IDR 164円
鶏肉(1kg) 57,490 IDR 517円
豚肉(1kg) 137,490 IDR 1,237円
牛肉(1kg) 177,490 IDR 1,597円
卵(10個) 26,890 IDR 242円
ヨーグルト(400ml) 48,490 IDR 436円
トマト(1kg) 38,490 IDR 346円
きゅうり(1kg) 44,900 IDR 404円
バナナ(1kg) 26,000 IDR 234円
スナック菓子(70g) 6,190 IDR 56円
インスタント袋麺(80g) 3,000 IDR 27円

 

食品の中で安さを感じたのは、「お米」です。

インドネシアでは米は主食でたくさん生産されており、"5kgが750円ほど" で買えます。

 

パンやパスタは米に比べれば割高になりますが、高い値段ではありません。

卵や乳製品などは、あまり安くはないですね。

 

バリ島では鶏肉だけでなく、豚肉・牛肉も売っていますが、鶏肉に比べると値段は高めですね。

野菜や果物も全般的には安いので、自炊中心の生活にすると安上がりにできますよ。

 

 

バリ島の日用品の物価一覧

項目 IDR 日本円
トイレットペーパー(4ロール) 35,690 IDR 321円
歯磨き粉(190g) 16,190 IDR 146円
シャンプー(430ml) 48,490 IDR 436円
生理用品(24枚) 28,990 IDR 261円
洗濯用洗剤(800ml) 21,290 IDR 192円
食器用洗剤(1000ml) 35,290 IDR 318円

 

日用品に関しては、食品と比べてあまり安くはありません。

シャンプーなどは日本でも売っているメーカーのものも多いですが、全般的に輸入品が多いため、やや割高になりますね。

 

③ まとめ:バリ島の物価はまだ安さを感じるものの、かなり上がってきている

③ まとめ:バリ島の物価はまだ安さを感じるものの、かなり上がってきている

③ まとめ:バリ島の物価はまだ安さを感じるものの、かなり上がってきている

 

本記事では、「バリ島(インドネシア)のインフレ後の物価一覧(食料品・日用品)」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【バリ島の物価が、以前よりも上がっている理由】

・インドネシアの消費者物価指数は、日本以上の上昇率(2022年に+6%ほどの上昇率が継続)

・円安の加速で、日本円に換算すると以前よりも高くなる(5年で約25%高)

 

【バリ島の物価(食料品・日用品)のポイント】

・「インフレ」+「円安」の影響はあるが、バリ島の物価はまだ安さを感じられる

・ビールなどお酒の値段は、酒税の影響でやや高め(330ml缶で約260円ほど)

・以前ほどの割安感は薄れており、物価が上がってきているのは事実

 

2020年の新型コロナ発生以降の数年間で、世界的なインフレにより各国で物価が大きく上がりました。

バリ島(インドネシア)も物価は上がっており、一度上がった物価は簡単には下がりません。

 

その物価上昇に加えて円安が加速したことで、日本円ではさらに割高になります。

とはいえ、バリ島はもともと物価が安いところでもあったので、まだ安さは感じられます。

 

ですが、以前のような割安感は薄れ、かなり上がってきているのは事実です。

バリ島の過ごしやすさは日本人にも魅力なので、さらに物価が上がる前に、ぜひ行ってみてくださいね。

 

 

 

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