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【年金・健康保険】2022年10月に社会保険で変わること【適用拡大】

2022/01/12

【年金・健康保険】2022年10月に社会保険で変わること【適用拡大】

 

お悩み相談
2022年10月から社会保険が変わるんだ。
具体的にどうなるんだろう??

 

こんにちは、キベリンブログです。

2022年10月に、社会保険(厚生年金・健康保険)の適用が変わります。

今回は、「2022年10月から変わる、社会保険の適用拡大」について紹介します。

 

【本記事の内容】

① 2022年10月から変わる、厚生年金・健康保険の適用拡大とは【2つの変更】

② 社会保険の適用拡大は、メリットとデメリットあり【パート・アルバイトの選び方】

③ まとめ:社会保険の加入条件の改正を知っておくと、仕事探しでも失敗しない

 

今回の法律改正は、おもに「パート・アルバイト」に大きく影響が及びます。

メリット・デメリットと社会保険を考えた仕事選びの注意点も、わかりやすく語っていきます。

 

① 2022年10月からの社会保険の適用拡大とは【2つの変更と、4つの加入条件】

① 2022年10月からの社会保険の適用拡大とは【2つの変更と、4つの加入条件】

① 2022年10月からの社会保険の適用拡大とは【2つの変更と、4つの加入条件】

 

2022年10月からの社会保険の適用拡大は、「厚生年金」「健康保険」の加入条件に関する内容です。

どう変わるのか、まずは変更点から説明していきますね。

 

社会保険(厚生年金・健康保険)の適用拡大で変わることは、2つある

【変更1】従業員数「101人以上」の企業に対象拡大 (変更前は「501人以上」の企業)

【変更2】雇用期間が「2か月」を超える見込みに対象拡大 (変更前は「1年以上」の雇用見込み)

 

簡単にまとめると、2022年10月から「中小企業」と「短時間労働者(パート・アルバイト)」が、社会保険の新たな加入対象になるということですね。

ちなみに2024年10月からは、従業員数「51人以上」の企業にも適用される予定です。

 

なお、上記は「変更点」です。

改めて変更点を含めた「社会保険の加入条件」を見ていきましょう。

 

2022年10月からの、社会保険の4つの加入条件(※すべて満たす必要あり)

❶ 週の所定労働時間が20時間以上(残業時間は含まない)

❷ 月額の賃金が8.8万円以上(残業代、賞与、通勤手当は含まない)

❸ 雇用期間が2か月を超える見込み(契約が2か月でも、更新の可能性があれば見込みあり)

❹ 学生ではない(休学中や夜間学生は加入対象)

 

上記の4つの条件を「すべて満たす場合」に、社会保険に加入する義務が発生します。

1つでも満たしていなければ、加入対象にはなりません。

 

労働時間に残業時間が含まれなかったり、賃金には残業代や通勤手当は除外されるなど、細かい決まりはあるので注意しておきましょう。

 

「雇用保険」の加入条件は、今回の適用拡大とは異なる

上記で紹介した加入条件は、「厚生年金」と「健康保険」に関する内容です。

「雇用保険(失業保険)」については、今回の適用拡大とは関係なく、加入条件の変更はありません。

 

【雇用保険の加入条件(※2022年10月以前・以降で変更なし)】

・週の所定労働時間が20時間以上

・31日以上の雇用見込みがある

 

雇用保険は上記2つの条件さえ満たせば、加入できます。

ちょっとわかりにくいですが、雇用保険は別なので注意してくださいね。

 

※ただし、同じタイミングの2022年10月から「雇用保険料」の負担が大きくなります。

詳しい内容は「雇用保険料はいくら?引き上げと計算方法【2022年10月から】」をご覧ください。

 

② 社会保険の適用拡大は、メリットとデメリットあり【パート・アルバイトの選び方】

② 社会保険の適用拡大は、メリットとデメリットあり【パート・アルバイトの選び方】

② 社会保険の適用拡大は、メリットとデメリットあり【パート・アルバイトの選び方】

 

社会保険の加入対象になったら、保険料を払う必要がありますよね。

もちろんメリットとデメリットがあります。

 

もし加入したくなければ、仕事選びも考える必要が出てきます。

そのあたりのポイントを紹介していきますね。

 

社会保険(厚生年金・健康保険)に加入するメリット

・もらえる年金が増える(老齢・障害・遺族)

・「傷病手当金」と「出産手当金」を受け取れる(給与の「2/3相当」を支給)

・会社が保険料を半分負担してくれる

 

厚生年金は「国民年金の上乗せ(2階建て)」なので、受け取れる年金が増えます。

「老齢厚生年金(年を取ったとき)」「障害厚生年金(障害と認定されたとき)」「遺族厚生年金(亡くなったとき家族に支給)」の3つがもらえます。

 

また、病気や出産で休んだときは「傷病手当金」と「出産手当金」として、「給与の2/3相当」が支給されます。

その分の保険料は負担することになりますが、会社が保険料を半額負担してくれます。

 

国民年金と国民健康保険だと、自分だけで保険料を払わなければなりません。

もらえる年金や手当に対して保険料の負担額を考えると、お得にはなりますね。

 

社会保険(厚生年金・健康保険)に加入するデメリット

・手取り額が減る(給料が月10万円の場合、8.5万円ほどに減る)

・加入条件を満たすと強制加入になるため、拒否できない

・会社も保険料を負担するため、コスト削減で労働条件を変更される可能性がある

 

保険料は「給料から天引き」になるので、手取り額が減ります。

もし給料が「月10万円」なら、手取りは「約8.5万円」ほどになりますね。

 

加入条件を満たすと加入の義務があるため、入りたくなくても拒否はできません。

さらなる懸念点としては、会社側の対応です。

 

会社も保険料を半額負担するので、社会保険に加入させるとコストが増えることになります。

働きたくても労働条件を変更させられたり、採用を控えたりする可能性がありますね。

 

もし加入したくなければ、所定労働時間を「週20時間未満」にできる仕事を選ぶ

繰り返しですが、前のパートで説明した「社会保険の4つの加入条件」を満たすと、「強制加入」になります。

なので「年金や手当が増えても、手取りは減らされたくない...。」というときは、加入条件を満たさないように働くしかありません。

 

最も調整しやすいのは、「週の所定労働時間」ですね。

契約上での労働時間を「週20時間未満」にすれば、社会保険の加入条件から外れます。

 

逆に加入したい場合は、「週20時間以上」働ける仕事を選べばOKです。

労働条件を考えた上で、仕事を探してみてくださいね。

 

バイトルPRO」などの求人サイトを使えば、あなたの資格や経験を活かせるアルバイトを効率的に探せます。

飲食やサービスだけでなく、Web/ITや医療・介護など専門職もあり、高時給なものも見つかります。

全国のアルバイトをネットで簡単に探せるので、「週20時間未満」など希望のアルバイトを見つけてくださいね。

 

③ まとめ:社会保険の加入条件の改正を知っておくと、仕事探しでも失敗しない

③ まとめ:社会保険の加入条件の改正を知っておくと、仕事探しでも失敗しない

③ まとめ:社会保険の加入条件の改正を知っておくと、仕事探しでも失敗しない

 

本記事では、「2022年10月から変わる、社会保険の適用拡大」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【社会保険(厚生年金・健康保険)の適用拡大で変わること(変更点は2つ)】

【変更1】従業員数「101人以上」の企業に対象拡大 (変更前は「501人以上」の企業)

【変更2】雇用期間が「2か月」を超える見込みに対象拡大 (変更前は「1年以上」の雇用見込み)

 

【2022年10月からの、社会保険の4つの加入条件(※すべて満たす必要あり)】

❶ 週の所定労働時間が20時間以上(残業時間は含まない)

❷ 月額の賃金が8.8万円以上(残業代、賞与、通勤手当は含まない)

❸ 雇用期間が2か月を超える見込み(契約が2か月でも、更新の可能性があれば見込みあり)

❹ 学生ではない(休学中や夜間学生は加入対象)

 

【社会保険の適用拡大による、メリットとデメリット】

・もらえる年金や手当が増え、保険料は会社が半分負担してくれる

・手取り額が減る(給料が月10万円の場合、8.5万円ほどに減る)

・もし加入したくなければ、所定労働時間を「週20時間未満」にできる仕事を選ぶ

 

2022年10月からの「社会保険の適用拡大」は、多くの人に影響が及ぶとされています。

特に「パート・アルバイト」で働くなら、要注意の内容ですね。

 

繰り返しですが、社会保険(厚生年金・健康保険)の加入には、メリットとデメリットがあります。

何も考えずに仕事を選ぶと意図せず手取りが減ったり、社会保険に加入したくても入れないなど、仕事探しで失敗するかもしれません。

 

本記事で紹介した加入条件のポイントを押さえて、あなたに合った仕事を選ぶようにしてくださいね。

>> バイトルPROで「週20時間未満」のアルバイトを見てみる

 

 

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