
お得な払い方ってないのかな??
こんにちは、キベリンブログです。
国民年金の保険料を支払う方法は、3つあります。
今回は、「国民年金保険料のお得な支払方法」について、紹介します。
【本記事の内容】
① 国民年金保険料の支払方法は3通り【お得な払い方】
② 年金保険料を前納(6か月・1年・2年)すると、割引がある【約15,000円】
③ まとめ:「クレジットカード+前納」が最もお得になる。使うカードには注意しよう
会社を退職すると、国民年金に加入することになります。
経験から、お得な払い方を紹介していきますね。
【国民年金保険料のスマホ決済への対応について】
2023年以降、国民年金の保険料が「スマホアプリ決済」でも可能になっています。
納付書のバーコードをスマートフォンのカメラで読み取るだけで払えて、手続き不要でカンタンです。
保険料分をクレジットカードでチャージすれば、チャージ分のポイントが付いてお得に。
スマホ決済も含めた支払い方法の詳しい内容は、「【国民年金】2023年からスマホ決済が可能に【お得な支払い方法】」を参考にしてみてくださいね。
① 国民年金保険料の支払方法は3通り【お得な払い方】

① 国民年金保険料の支払方法は3通り【お得な払い方】
国民年金の保険料は、毎月いくら払うか知っていますか?
令和5年度(2023年4月~2024年3月)は、「16,520円」です。
年間で計算すると「198,240円」にもなります。
これだけの金額なら、現金で払うのはもったいないと思いますよね。
なぜならポイントもつかないし、現金を引き出す作業も面倒です。
実は保険料の支払方法は、3通りあります。
【国民年金保険料の支払い方法】
❶ 納付書(現金・電子納付)
❷ 口座振替
❸ クレジットカード
それぞれ説明していきますね。
❶ 納付書(現金・電子納付)
・現金 : コンビニ、銀行、郵便局で払う
・電子納付(Pay-easy [ペイジー] ) : ネットバンキング、ATMで払う
(※会社を退職すると、納付書は郵送で届く)
納付書を使う場合、「現金」or「電子納付(Pay-easy [ペイジー] )」で払います。
現金の場合は、納付書を店員さんや窓口に渡して払えばOKで、領収証も受け取れます。
電子納付(Pay-easy [ペイジー] )は、納付書に書かれている「収納機関番号・納付番号・確認番号」をネットバンキングやATMで入力すれば払えます。
ただし領収証は出ないので、必要な場合は要注意ですね。
納付書での支払いは手続き不要なのがメリットですが、クレジットカードは使えません。
ポイントなどのお得さはないので、数か月とか短期ならいいかもしれませんね。
❷ 口座振替
・年金事務所に手続きが必要
・振替開始月は、手続きした翌月以降
・振替日は、各月の末日
2つ目は、「口座振替(口座からの自動引き落とし)」です。
払う手間はかかりませんが、最初の手続きがすこし面倒ですね。
引き落としの指定でポイントがつく銀行もありますが、クレジットカードに比べて還元率は低いです。
そうなると口座振替で払うメリットは少ないですね。
❸ クレジットカード
・年金事務所に手続きが必要
・納付開始月は、手続きの約2か月後
・日本年金機構からカード会社への確認日は、月の中旬(8~18営業日の間)
3つ目は、「クレジットカード」での支払いですね。
納付書でのコンビニ払いではクレカは使えないので、年金事務所に手続きが必要です。
手続きは「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を提出すればOKです。(郵送も可能)
保険料は高い分だけポイント還元も高く、お得さのメリットがあります。
「0.5%」のポイント還元だったとしても、年間で「約1,000円」になるので大きいですよね。
3通りの支払い方法から、各月払いでもクレカがお得
「納付書(現金・電子納付)、口座振替、クレジットカード」の3通りの方法を見てきました。
比べて判断すると、最もお得なのはポイント還元があるクレジットカードですね。
各月払いでも、毎月「16,520円(令和5年度)」と保険料はわりと高いです。
この分のポイントがつけばお得ですよね。
ただし、カードによって国民年金保険料はポイント対象外だったり、還元率が通常よりも下がることがあります。
例えば「三井住友カード」はポイント対象外ですし、「楽天カード」は還元率が「0.2%(通常は1%)」に下がります。
もらい損ねたら勿体ないので、使うカードには注意してくださいね。
【国民年金保険料もポイント対象になるカードの還元率】
・エポスカード : 0.5%(オンライン申し込み後にマルイの店舗へ行けば、即日でカードの受け取りが可能)
・楽天カード : 0.2%(楽天グループの利用でポイントが圧倒的に貯まりやすいが、国民年金や公共料金は0.2%の還元率に下がる)
② 年金保険料を前納(6か月・1年・2年)すると、割引がある【約15,000円】
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② 年金保険料を前納(6か月・1年・2年)すると、割引がある【約15,000円】
前のパートで、3通りの支払い方法を紹介してきました。
保険料は毎月払いが一般的ですが、「前納(まとめ払い)」も可能です。
前納には「6か月・1年・2年」の3つがあり、それぞれ「割引」があるんですよね。
期間が長いほど割引額は大きくなりますが、3つの支払い方法で比べて見ていきましょう。
前納による支払い方法別での保険料の比較(令和5年度)
❶ 納付書 [現金] | ❷ 口座振替 | ❸ クレカ | |
毎月納付 | 16,520円 (0円) |
16,520円 (0円) |
16,520円 (0円) |
6か月前納 | 98,310円 (810円) |
97,990円 (1,130円) |
98,310円 (810円) |
1年前納 | 194,720円 (3,520円) |
194,090円 (4,150円) |
194,720円 (3,520円) |
2年前納 | 387,170円 (14,830円) |
385,900円 (16,100円) |
387,170円 (14,830円) |
※()内の金額は割引額
「❶納付書」と「❸クレカ」の割引額は、同じ金額です。
「❷口座振替」だけ割引額がすこし大きいですね。
2つの差を比べると、「6か月で320円、1年で630円、2年で1,270円」ほど口座振替の割引額が大きいです。
「❷口座振替」がお得にみえますが、「❸クレカ」にはポイント還元があります。
例えば「0.5%」のポイント還元でも、「6か月で491円、1年で973円、2年で1,935円」になります。
割引額の差よりも、ポイント還元の方が大きいことがわかりますよね。
最もお得なのは、「クレジットカード+前納」での支払い
総合して払い方を考えると、最もお得になるのは「クレカ+前納」です。
前納による割引があり、加えてポイント還元も得られるからですね。
2年前納なら、「約15,000円」も割引になります。
ただ前納はまとめ払いなので、1回の支払いの負担は大きくなります。
あまり余裕がなければ、1年前納や6か月前納を選びましょう。
前納の手続きの期限は、2月末日と8月末日
・2年・1年・6か月(4月分から9月分)の前納 : 2月末日までに手続きが必要
・6か月(10月分から翌年3月分)の前納 : 8月末日までに手続きが必要
上記のとおり、前納には手続きの期限があります。
6か月前納は「2月末日」「8月末日」の2回ありますが、1年・2年前納は「2月末日」しかありません。
タイミングが合わなければ、ひとまず毎月のクレカ払いで手続きしておき、時期が来たら前納に切り替えましょう。
手続き方法は、年金事務所に「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を提出すればOKです。(郵送も可能)
③ まとめ:「クレジットカード+前納」が最もお得になる。使うカードには注意しよう

③ まとめ:「クレジットカード+前納」が最もお得になる。使うカードには注意しよう
本記事では、「国民年金保険料のお得な支払方法」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【国民年金保険料の支払い方法】
❶ 納付書(現金・電子納付)
❷ 口座振替
❸ クレジットカード【最もお得】
【前納による支払い方法別での保険料の比較(令和5年度)】
❶ 納付書 [現金] | ❷ 口座振替 | ❸ クレカ | |
毎月納付 | 16,520円 (0円) |
16,520円 (0円) |
16,520円 (0円) |
6か月前納 | 98,310円 (810円) |
97,990円 (1,130円) |
98,310円 (810円) |
1年前納 | 194,720円 (3,520円) |
194,090円 (4,150円) |
194,720円 (3,520円) |
2年前納 | 387,170円 (14,830円) |
385,900円 (16,100円) |
387,170円 (14,830円) |
※()内の金額は割引額
【最もお得な支払方法のポイント】
・「クレジットカード+前納」での支払いが最もお得
・クレカのポイント還元額は、口座振替の割引との差額を上回る
・前納の期間が長いほど、割引額も大きくなる
繰り返しですが、最もお得な払い方は「クレジットカード+前納」です。
前納による割引に加えて、ポイントも付与されます。
ただしカードによって、国民年金の保険料はポイント対象外になることがあります。
保険料は高いだけに、ポイントをもらい損ねると勿体ないので、カードの選び方に注意してくださいね。
【国民年金保険料もポイント対象になるカードの還元率】
・エポスカード : 0.5%(オンライン申し込み後にマルイの店舗へ行けば、即日でカードの受け取りが可能)
・楽天カード : 0.2%(楽天グループの利用でポイントが圧倒的に貯まりやすいが、国民年金や公共料金は0.2%の還元率に下がる)
【国民年金保険料のスマホ決済への対応について】
2023年以降、国民年金の保険料が「スマホアプリ決済」でも可能になっています。
納付書のバーコードをスマートフォンのカメラで読み取るだけで払えて、手続き不要でカンタンです。
保険料分をクレジットカードでチャージすれば、チャージ分のポイントが付いてお得に。
スマホ決済も含めた支払い方法の詳しい内容は、「【国民年金】2023年からスマホ決済が可能に【お得な支払い方法】」を参考にしてみてくださいね。
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