
こんにちは、キベリンブログです。
国民健康保険料の納付方法は、自治体によって対応が異なります。
今回は、「国民健康保険料は、キャッシュレス決済での支払いがお得」について紹介します。
【本記事の内容】
① 国民健康保険料は、キャッシュレス決済できる自治体が増えている【電子マネーがお得】
② 保険料の支払いで、Paypay残高にチャージする3つの方法【口座・現金・クレカ】
③ まとめ:健康保険料は電子マネーで支払うと、ポイント還元+手数料無料で最もお得
退職して国民健康保険に加入したら、保険料は自分で払います。
すこしでもお得になる払い方を、紹介していきますね。
① 国民健康保険料は、キャッシュレス決済できる自治体が増えている【電子マネーがお得】

① 国民健康保険料は、キャッシュレス決済できる自治体が増えている【電子マネーがお得】
国民健康保険料は、国民年金とは違って自治体で支払方法が異なります。
最近ではキャッシュレス決済が広がり、健康保険料を「電子マネー」や「クレジットカード」で払える市区町村が増えています。
健康保険料は、年間で「約40万円(※年収が500万円の場合)」とか高額になったりします。
その金額に1%でもポイントがつけば、「4,000円」ほどお得になりますよね。
現金をATMから引き出す手数料もかからないし、コンビニに行く手間もありません。
あなたの市区町村が対応しているなら、電子マネーが最もお得
キャッシュレス決済できるかは、市区町村によって異なります。
具体例で紹介すると、以下のとおりです。
【キャッシュレス決済の市区町村別での対応状況】
・東京都新宿区 : 電子マネー(Paypay・LINEPay など)、クレジットカード(モバイルレジ)
・東京都港区 : 電子マネー(PayPay・LINEPay)、クレジットカード(モバイルレジ)
・神奈川県川崎市 : 電子マネー(PayPay・LINEPay など)、クレジットカード(モバイルレジ)
いろんな自治体で電子マネーの対応が加速し、使えるところはどんどん増えています。
あなたの自治体でも電子マネーが使えるなら、最もおすすめです。
なぜなら、「ポイント還元あり」+「手数料無料」だからですね。
クレジットカードもポイントはつくのですが、支払い金額に応じて、以下のとおり手数料がかかります。
【クレジットカード(モバイルレジ)の決済手数料】
・1円~5,000円の支払 : 27円
・5,001円~10,000円の支払 : 82円
・10,001円~20,000円の支払 : 165円
・20,001円~30,000円の支払 : 275円
・30,001円~40,000円の支払 : 385円
・40,001円~50,000円の支払 : 495円
※以降10,000円増える毎に、110円加算
ポイント還元と手数料を比べて、ポイントの方が大きければ、現金よりはお得ですね。
電子マネーが対応していなければ、クレカでの支払いを検討してみましょう。
【モバイルレジとは】
納付書のバーコードをスマホで読み取り、クレジットカード・ネットバンキングでの支払いや、口座振替の申込ができるサービスです。
コンビニなどに行く必要がなく、自宅で簡単に支払いができます。
「Paypay」は600以上の市区町村に対応しており、最も多い
電子マネーはいろいろありますが、特に「Paypay」と「LINEPay」の市区町村が多いですね。
Paypayが最も多く、「600以上の市区町村」に対応しており、順次拡大しています。
Paypayで支払うと、「0.5%~1.5%」のポイントがつきます。
以前はクレカ(Paypayカード)からのチャージ分でもポイントがつき「2重取り」ができたのですが、残念ながら2020年2月に廃止されています...。
電子マネーの支払いは、納付書のバーコードをスマホで読み取るだけ
電子マネーのお得さはポイントにあるのですが、支払いが簡単なのもメリットなんですよね。
事前にチャージしておけば、スマホから以下の3ステップで支払いが終わります。
【電子マネーで国民健康保険料を支払う3ステップ】
❶ スマホでアプリを起動する(Paypayのダウンロード:「iOS版」・「
Android版」)
❷ 納付書のバーコードを読み取る(アプリのホーム画面から「スキャン」をタップ)
❸ 金額を確認して支払いを完了する(「支払う」をタップ)
これだけでOKで、コンビニに行く手間も省けます。
自宅から24時間いつでも支払えるのも魅力ですね。
② 保険料の支払いで、Paypay残高にチャージする3つの方法【口座・現金・クレカ】

② 保険料の支払いで、Paypay残高にチャージする3つの方法【口座・現金・クレカ】
600以上の市区町村で対応している電子マネー「Paypay」で保険料を払う場合、Paypay残高にチャージしておく必要があります。
そこで、おもな3つのチャージ方法を紹介しておきますね。
【電子マネーのPaypay残高にチャージする方法】
銀行口座
登録した銀行口座から、Paypay残高にチャージできます。
口座の登録には本人確認が必要で、「本人確認書類(マイナンバーカード or 運転免許証)」で手続きします。
【本人確認にかかる時間】
・マイナンバーカードの場合 : 最短2分
・運転免許証の場合 : 最短当日から3日間程度
上記のとおり、本人確認書類によって審査にかかる時間が変わってきます。
マイナンバーカードは、スマホでICチップを読み取ればすぐに確認が終わる(最短2分)ので、ラクですね。
運転免許証だと、顔と免許証の撮影が必要になり、審査でも数日待つこともあるのですこし面倒になります。
本人確認が終わったら、銀行の口座情報を入力することで登録できます。
現金(セブン銀行 or ローソン銀行ATMの利用)
コンビニ(セブンイレブンとローソン)のATMから、現金でチャージする方法ですね。
Paypayアプリをインストールしたスマホを持って、コンビニに行く必要があります。
(※Paypayのダウンロード:「iOS版」・「
Android版」)
チャージ手順は以下のとおりです。
【コンビニATMからPaypay残高にチャージする手順】
❶ ATMで「スマートフォンでの取引(またはスマホ取引)」を選択
❷ PayPayアプリで「チャージ → ATMチャージ」とタップ
❸ ATMに表示されているQRコードを、スマホで読み取る
❹ PayPayアプリに表示された番号を、ATMに入力
❺ ATMにチャージする金額を入れて「確認」を選択(チャージ完了)
現金チャージはコンビニへ行く手間はありますが、銀行口座がなくても可能なので、その点はメリットですね。
クレジットカード(Paypayカード)
クレカからチャージする方法は、「Paypayカード」のみで可能です。
(※2022年4月から、ヤフーカードはPaypayカードに切り替わっています)
なので、クレカでチャージするなら「Paypayカード」を準備しておく必要があります。
Paypayカードの特徴としては、以下のとおりです。
【Paypayカードの特徴】
・年会費永年無料
・ポイント還元率:1.0%(利用金額100円につき1ポイント)
・券面にカード番号の表記がないため、盗み見されずセキュリティ面で安心
・国際ブランドは「Visa、Mastercard、JCB」の3種類から選択可能
年会費は「永年無料」で、ポイント還元率は「1.0%」と高還元です。
Paypay残高へのチャージ分のポイント追加はなくなってしまいましたが、持っておいて損はないカードですね。
クレカ(Paypayカード)の登録は、Paypayアプリで「カード追加」から簡単にできます。
ただし、「本人認証サービス(3Dセキュアと呼ばれるパスワード登録)」の設定が必要です。
「Paypayカード」のサイトから設定できるので、忘れずに登録してくださいね。
※【補足】「国民年金」もキャッシュレス決済(カード払い)で保険料を払えますが、本記事で紹介した国民健康保険とはちょっと仕組みが異なります。
詳しくは「【国民年金】保険料はカード払いがお得!理由と支払方法を比べて解説」をご覧ください。
③ まとめ:健康保険料は電子マネーで支払うと、ポイント還元+手数料無料で最もお得

③ まとめ:健康保険料は電子マネーで支払うと、ポイント還元+手数料無料で最もお得
本記事では、「国民健康保険料は、キャッシュレス決済での支払いがお得」について紹介しました。
ポイントをまとめます。
【国民健康保険料のお得な支払方法】
・あなたの市区町村が対応しているなら、電子マネーが最もお得(ポイント還元+手数料無料)
・「Paypay」は600以上の市区町村に対応しており、最も多い
・電子マネーの支払いは、納付書のバーコードをスマホで読み取るだけ
・電子マネー非対応の自治体なら、ポイント還元と手数料を比べてクレカでの支払いを検討する
【電子マネーで国民健康保険料を支払う3ステップ】
❶ スマホでアプリを起動する(Paypayのダウンロード:「iOS版」・「
Android版」)
❷ 納付書のバーコードを読み取る(アプリのホーム画面から「スキャン」をタップ)
❸ 金額を確認して支払いを完了する(「支払う」をタップ)
【電子マネーのPaypay残高にチャージする方法】
役所系はキャッシュレスの対応が遅いのが難点ですが、すこしずつ対応が広がっています。
市区町村によりますが、国民健康保険料が電子マネーやクレカで払える自治体も増えてきました。
電子マネーで最も使われているのは、600以上の市区町村で対応している「Paypay」ですね。
電子マネー決済は「ポイント還元」+「手数料無料」なので、最もお得な支払方法です。
健康保険料は年間で「約40万円(※年収が500万円の場合)」など高額になったりするので、1%のポイント還元でも「4,000円」はお得になります。
あなたの自治体が電子マネーやクレジットカードで払えるかをチェックして、お得な支払方法を選んでくださいね。
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