
2022年から変わったの??
こんにちは、キベリンブログです。
紙ベースの確定申告はいろいろ面倒なので、オンラインで済ませたいですよね。
今回は、「2022年の確定申告は、e-Taxが便利な3つの理由」について紹介します。
【本記事の内容】
① 2022年からe-Taxが便利になった3つの理由【準備・ペアリング・株取引】
② e-Taxでふるさと納税のオンライン完結や、源泉徴収票の読み取りも可能に【効率化】
③ まとめ:米国株をやっている人にも、e-Tax(スマホ・PC)での確定申告がおすすめ
2022年(令和4年)から、e-Taxが進化しました。
使ってみた経験から、便利なポイントを語っていきますね。
① 2022年からe-Taxが便利になった3つの理由【準備・ペアリング・株取引】

① 2022年からe-Taxが便利になった3つの理由【準備・ペアリング・株取引】
2022年(令和4年)に行う確定申告から、e-Tax(電子申告)が便利に進化しました。
とにかく準備の手間が大幅に減ったのですが、使い勝手がよくなった理由は以下のとおりです。
【2022年からe-Taxが便利になった3つの理由】
❶ マイナンバーカードとスマホがあれば、面倒な準備は不要
❷ パソコンとスマホのペアリングが簡単になり、作業効率UP
❸ 株の損益通算や繰り越し控除、外国税額控除が新たに対応
それぞれ説明していきますね。
❶ マイナンバーカードとスマホがあれば、面倒な準備は不要
e-Taxで確定申告するには、事前の準備が面倒でした。
例えば「利用者識別番号」を取得とか、「ICカードリーダライタ」が必要だったり、税務署への「ID・パスワード方式の届出」とかですね。
こんなことしないと使えないなら、e-Taxでやる気はなくなりますよね。
その準備作業がマイナンバーカードとスマートフォンさえあれば、「一切不要」になっています。
「マイナンバーカード方式」と呼ばれる方法で、簡単にe-Taxが使えるようになりました。
スマホに「マイナポータルアプリ」を入れて、スマホのカメラでマイナンバーカードを読み取るだけでOKです。
そのままスマホで確定申告できるので、かなりラクになっていますね。
❷ パソコンとスマホのペアリングが簡単になり、作業効率UP
「入力項目が多いから、スマホじゃなくてパソコンを使いたい」と思いますよね。
私もそうでした。
パソコンを使いたい人向けに、スマホとのペアリング(連携)が以前よりも簡単になりました。
パソコンに表示させたQRコードをスマホで読み取るだけで、ペアリングが終わります。
これでパソコンの大きい画面でe-Taxが使えるので、作業効率もUPします。
パソコンの方が入力ミスも減ったりするので、おすすめですね。
❸ 株の損益通算や繰り越し控除、外国税額控除が新たに対応
以前までは、株取引の申告はできませんでした。
それが2022年から、新たにスマホでもできるよう対応されています。
【新たに対応された株取引の申告】
・株式投資(特定口座年間取引報告書)
・株の損失の繰り越し控除
・外国税額控除(米国株などで引かれた税金を取り戻す)
投資している人は急増しているし、私も株取引をしているので、ここは対応して欲しかったんですよね。
実際に使ってみましたが、かなり便利に進化していました。
面倒な計算も自動でやってくれるので、使ってみる価値はありますよ。
② e-Taxでふるさと納税のオンライン完結や、源泉徴収票の読み取りも可能に【効率化】

② e-Taxでふるさと納税のオンライン完結や、源泉徴収票の読み取りも可能に【効率化】
e-Taxが便利になった3つの理由を紹介しましたが、他にも改善されたところがあります。
その点も2つほど紹介しておきますね。
【3つの理由以外で、2022年に改善された内容】
・ふるさと納税のデータ送信対応(オンライン完結)
・源泉徴収票の読み取り(自動入力)
ふるさと納税のデータ送信対応(オンライン完結)
これまで「ふるさと納税」の確定申告をする場合、「寄付金受領証明書」などを保管しておかなければなりませんでした。
紙ベースでの対応が必要だったので、面倒だったんですよね。
2022年からは、「オンラインで完結」できるよう簡略化されています。
以前との違いを比較してみると、以下のとおりです。
【2021年以前の確定申告の手順】
・寄付した各自治体から「寄付金受領証明書」が届くので、保管しておく
・確定申告で届いた寄付金受領証明書を提出する
【2022年以降の確定申告の手順(オンラインで完結)】
・ふるさと納税サイト(楽天ふるさと納税など)で「寄附金控除に関する証明書(XMLファイル形式)」をダウンロードする
・e-Taxで送信する
紙でのやり取りがなくなり、書類を取っておく手間も不要です。
オンラインで終わるのは嬉しい限りですね。
※ふるさと納税の詳しい仕組みは、「ふるさと納税が絶大な節約方法である3つの理由【お得なやり方あり】」をご覧ください。
-
-
ふるさと納税が絶大な節約方法である3つの理由【お得なやり方あり】
お悩み相談ふるさと納税はお得って聞くけど、なんか面倒でわかりにくいんだよね...。 こんにちは、キベリンブログです。 ふるさと納税の利用者は400万人を超えましたが、わかり ...
続きを見る
源泉徴収票の読み取り(自動入力)
確定申告をするときは、「源泉徴収票」の内容の入力が必要です。
例えば「支払金額」や「源泉徴収税額」、「支払者の所在地・名称」といった項目ですね。
最大で30項目ほどあるので、入力に15分くらいかかったりして面倒でした。
これが2022年から、スマホのカメラで紙の源泉徴収票をまるごと読み取れるようになっています。
入力する必要がなくなり自動的に反映されるので、2分くらいで終わります。
こういったところでも効率化が進むと、便利さを実感できますよね。
【確定申告の期限を延長する方法について】
確定申告の期限は3月15日までですが、2022年は「個別延長(4月15日まで)」できるようになっています。
e-Taxでも延長可能で、面倒な申請は不要です。
特記事項に「簡単な一文」を追記するだけで延長してもらえるので、間に合いそうになければ個別延長を活用しましょう。
詳しい手順は「【2022確定申告】期限延長が簡単な一文だけで可能!【申請不要】」を参考にしてみてくださいね。
③ まとめ:米国株をやっている人にも、e-Tax(スマホ・PC)での確定申告がおすすめ
での確定申告がおすすめ.jpg)
③ まとめ:米国株をやっている人にも、e-Tax(スマホ・PC)での確定申告がおすすめ
本記事では、「2022年の確定申告は、e-Taxが便利な3つの理由」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【2022年からe-Taxが便利になった3つの理由】
❶ マイナンバーカードとスマホがあれば、面倒な準備は不要
❷ パソコンとスマホのペアリングが簡単になり、作業効率UP
❸ 株の損益通算や繰り越し控除、外国税額控除が新たに対応
【3つの理由以外で、2022年に改善された内容】
・ふるさと納税のデータ送信対応(オンライン完結)
・源泉徴収票の読み取り(自動入力)
2022年からe-Taxは「マイナンバーカード方式」の改善で、使うまでの準備が圧倒的にラクになりました。
マイナンバーカードとスマホがあれば、カードリーダーとか不要です。
税務署に行くことなく、家からオンラインで確定申告が完結するんですよね。
加えて、スマホでも「外国税額控除」に対応するようになりました。
米国株をやっている人は、二重課税された税金をしっかり取り戻せます。
e-Taxでの確定申告をしたことがなければ、ぜひ2022年はe-Taxを試してみてくださいね。
-
-
【節約術】ふるさと納税で、日用品を選ぶべき理由【おすすめ3選】
お悩み相談ふるさと納税の返礼品って、たくさんありすぎて選べない...。 どれを選んだらいいのかな?? こんにちは、キベリンブログです。 ふるさと納税では返礼品がもらえますが ...
続きを見る
-
-
【数万円戻る】確定申告で税金を取り戻す手続きと流れ【退職者向け】
お悩み相談年の途中で退職したら、確定申告すれば税金が返ってくるんだよね? でも確定申告って、難しそうで面倒だからイヤだなぁ...。 こんにちは、キベリンブログです。 確定申 ...
続きを見る
-
-
【手続きリスト】退職後にやるべきことをまとめ一覧で解説【要確認】
お悩み相談会社を辞めたら、やるべき手続きっていろいろあるよね。 一覧のリストでまとめてあるものはないかな? こんにちは、キベリンブログです。 会社を辞めたら、手続きがたくさ ...
続きを見る