
ボールペンも用意しておかなきゃいけないし...。
こんにちは、キベリンブログです。
機内での税関申告書の記入は、地味に面倒だったりしますよね。
今回は、「税関申告アプリで、税関申告書の記入と待ち時間が不要に」の件について紹介します。
【本記事の内容】
① 税関申告アプリとは【スマホの電子申告で、税関申告書は不要に】
② 税関申告アプリを使った、日本入国(帰国)の流れ【3つのステップ】
③ まとめ:税関申告アプリで、申告書の記入と待ち時間が不要になる
海外移住や旅行の経験から、100か国以上に渡航してきました。
帰国時の手続きをひとつ便利にする方法を語っていきますね。
【税関申告アプリの停止と、サービス終了について】
「Visit Japan Web」への移行に伴い、税関申告アプリは「2022年12月31日」で新規ダウンロードを停止しました。
税関申告WEBについても、「2023年3月31日」でサービスが終了します。
本記事は参考として残しておきますが、サービス終了には注意してくださいね。
① 税関申告アプリとは【スマホの電子申告で、税関申告書は不要に】

① 税関申告アプリとは【スマホの電子申告で、税関申告書は不要に】
税関の申告手続きは、日本に入国(帰国)するすべての人に求められているものです。
帰りの機内で配られる黄色い紙の「税関申告書(携帯品・別送品申告書)」に、パスポート番号や氏名、持ち物のチェックを記入していますよね。
税関申告アプリで、税関申告書の提出が不要になる

税関申告書 → 税関申告アプリ
(※画像は財務省の税関のサイトから引用)
税関申告書の代わりに、実はスマホで電子申告できる「税関申告アプリ」というものがあります。
2019年から運用されていましたが、あまり知られていないですよね。
アプリの案内にしたがって必要事項を登録すれば、税関申告書の提出は必要ありません。
「荷物棚からボールペンを取り出して、パスポート番号を確認して、狭い機内で申告書を書く...」といった作業もなくなります。
電子申告ゲートから、待ち時間なく通過できる
紙の税関申告書を提出するとき、税関の審査官が内容を一人ひとりチェックしていますよね。
混雑している状況だと、帰国直後の疲れている中で待たなければならなかったりします。
でも税関申告アプリでスマホから申告しておけば、「電子申告ゲート」からスムーズに通過できます。
カートを使ったまま出られるし、特にストレスもありません。
一度アプリで登録すれば、次回から入力項目が減り簡単になる
海外への渡航が多い人は、申告書を手書きで毎回書くのは面倒ですよね。
税関申告アプリなら、一度登録しておくと次回からは入力項目が減ります。
2回目以降の手続きがラクになるのは嬉しいですよね。
次のパートで、アプリでの登録から空港での手続きの流れを紹介していきます。
② 税関申告アプリを使った、日本入国(帰国)の流れ【3つのステップ】
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② 税関申告アプリを使った、日本入国(帰国)の流れ【3つのステップ】
税関申告アプリを使ってスマホから電子申告すると、空港の税関検査場では電子申告ゲートから退場できます。
アプリの登録から空港での手続きの流れを見ていきましょう。
【税関申告アプリでの登録から電子申告ゲート通過までの流れ】
ステップ1 : 税関申告アプリで登録(QRコード作成)
ステップ2 : 空港の電子申告端末で手続き(QRコードとパスポート読み取り)
ステップ3 : 電子申告ゲートを通過して空港を出る
流れは3つのステップですね。
順番に説明していきます。
ステップ1 : 税関申告アプリでの登録(QRコード作成)

税関申告アプリ
・「税関申告アプリ(iPhone用)or(Android用)」をダウンロードする ※2022年12月31日で新規ダウンロード停止
・アプリの案内にしたがって、情報を入力する
・入力後、申告内容がQRコードで作成される
ステップ1は、アプリ上での入力です。
「税関申告アプリ(iPhone用)or(Android用)」のダウンロードはWiFi接続が必要なので、事前にやっておくとスムーズですね。
アプリの案内にしたがって、パスポート番号や氏名、申告するものの有無などを登録していきましょう。
ひと通り入力が完了すると、次のステップで必要となる「QRコード」が作成されます。
【同伴家族がいるときの登録ついて】
紙の税関申告書の場合は「家族で1枚」ですが、税関申告アプリでは「家族でも1人ずつ登録が必要」となります。
同伴家族がいるときは注意してくださいね。
ステップ2 : 空港の電子申告端末で手続き(QRコードとパスポート読み取り)

電子申告端末
・空港の税関検査場にある「電子申告端末」へ行く
・アプリで作成されたQRコードとパスポートを、端末にかざす
・端末に表示された申告内容を確認して、手続きは完了(顔認証用の写真撮影あり)
飛行機が着陸して「税関検査場(預け荷物を受け取るところ)」まで来ると、「電子申告端末」が設置されています。
この電子申告端末に、アプリで作成した「QRコード」と「パスポート」を読み取らせます。
このステップが紙の税関申告書の代わりで、税関の手続きが完了します。
なお、顔認証のための顔写真が撮影されます。
ステップ3 : 電子申告ゲートを通過して空港を出る

電子申告ゲート
・預け荷物などすべての荷物を持って、「電子申告ゲート」へ行く
・顔認証により、スムーズにゲートを通過できる
・カートを使ったまま、ゲートを出ることも可能
電子申告端末での手続きが終わったら、預け荷物を受け取ります。
預け荷物を含むすべての荷物を持って、「電子申告ゲート」へ向かいましょう。
申告するものがなければ、顔認証でスムーズにゲートを通過できます。
免税範囲を超えていたり、別送品の申告がある場合は、税関職員のいる検査台に案内されるので注意してくださいね。
③ まとめ:税関申告アプリで、申告書の記入と待ち時間が不要になる

③ まとめ:税関申告アプリで、申告書の記入と待ち時間が不要になる
本記事では、「税関申告アプリで、税関申告書の記入と待ち時間が不要に」の件を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【税関申告アプリのメリット】
・税関申告アプリで、税関申告書の提出が不要になる
・電子申告ゲートから、待ち時間なく通過できる
・一度アプリで登録すれば、次回から入力項目が減り簡単になる
【税関申告アプリでの登録から電子申告ゲート通過までの流れ】
ステップ1 : 税関申告アプリで登録(QRコード作成)
ステップ2 : 空港の電子申告端末で手続き(QRコードとパスポート読み取り)
ステップ3 : 電子申告ゲートを通過して空港を出る
帰国するたびに記入する税関申告書や、なぜか引っかかる税関のチェックは、ちょっと面倒な手続きですよね。
到着直後の疲れた中で順番待ちするのも大変だったりします。
税関申告アプリを使えば、狭い機内で申告書を書く必要はないし、待ち時間もありません。
ちょっとしたストレスも解消されるので、うまく活用してみてくださいね。
【税関申告アプリの停止と、サービス終了について】
「Visit Japan Web」への移行に伴い、税関申告アプリは「2022年12月31日」で新規ダウンロードを停止しました。
税関申告WEBについても、「2023年3月31日」でサービスが終了します。
本記事は参考として残しておきますが、サービス終了には注意してくださいね。
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