
でもサーバーを直接いじるのは難しいし、どうすればいいんだろう?
初心者でも自動でバックアップを取れる方法を知りたいです。
こんにちは、キベリンブログです。
一生懸命に書いたブログが消えてしまうような事態は、絶対に避けたいですよね。
今回は、自動でバックアップを取ってくれるプラグイン「BackWPup」の設定と使い方を紹介します。
【本記事の内容】
① プラグイン「BackWPup」とは?【無料で簡単に使える】
② BackWPup の自動バックアップの設定方法【5分で設定できる】
③ BackWPup の手動バックアップの方法【ジョブからワンクリックするだけ】
④ バックアップデータをパソコンに保存する方法【ジョブからワンクリックするだけ】
⑤ まとめ:リスクに備えてバックアップを取ろう【初期設定として必要】
契約しているサーバーによっては自動でバックアップを取ってくれるところもありますが、リスクに備えて自分でも取っておきましょう。
初心者でも、バックアップは簡単に取れますよ。
※【補足】これからブログを始めたいと考えている方は、「10分でできるワードプレスブログの始め方【クイックスタート】」でブログを簡単に始められる方法を解説しています。
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① プラグイン「BackWPup」とは?【無料で簡単に使える】

① プラグイン「BackWPup」とは?【無料で簡単に使える】
プラグイン「BackWPup」は、ブログの記事や画像、プラグインなど、ワードプレスのサイトを丸ごとバックアップを取れます。

BackWPup
「なぜこのプラグインを使うの?」という理由は、以下のとおりです。
【BackWPup を使う理由】
・無料で使える
・自分で設定したスケジュールで、自動バックアップを取ってくれる
・初心者でも、使い方が簡単
ワードプレスでは、以下の2つのバックアップのデータを取る必要があります。
【バックアップを取るデータ】
1. サーバー上のファイルのデータ : 画像ファイル、プラグイン、テーマなど
2. データベース上のデータ : 記事、コメント、管理画面の設定など
BackWPup は、2つのデータをそれぞれ自分で自由に設定したスケジュールで、自動でバックアップを取れる便利なプラグインです。
② BackWPup の自動バックアップの設定方法【5分で設定できる】

② BackWPup の自動バックアップの設定方法【5分で設定できる】
では、BackWPup の自動バックアップの設定方法を説明していきますね。
設定は、以下の3つの手順で行います。
【自動バックアップの設定手順】
手順1:BackWPup のインストール
手順2:サーバー上の「ファイルのデータ」の自動バックアップ設定
手順3:「データベース上のデータ」の自動バックアップ設定
手順1:BackWPup のインストール
まず、プラグイン「BackWPup」をインストールして有効化します。

BackWPup
※【補足】プラグインのインストール方法については、「ワードプレスブログ開設後に入れるべき5つのプラグイン」で解説しています。
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手順2:サーバー上の「ファイルのデータ」の自動バックアップ設定
1つ目のデータである、サーバー上の「ファイルのデータ」の自動バックアップのスケジュールと保存先を設定します。
BackWPup のインストールと有効化が完了すると、ワードプレス管理画面のサイドバーに「BackWPup」という項目が表示されます。
管理画面のサイドバーから、「BackWPup」→「新規ジョブを追加」とクリックします。

BackWPup → 新規ジョブを追加
各タブごとに設定項目が分かれているので、それぞれ説明していきますね。
【一般】

一般タブ画面(前半)
・このジョブの名前 : 分かりやすいジョブ名(例:File Backup)を入力する
・このジョブは... : 「ファイルのバックアップ」にチェックを入れる
・アーカイブ名 : デフォルトのままでOK

一般タブ画面(後半)
・アーカイブ形式 : Windows ユーザーなら「Zip」、Mac ユーザーなら「Tar GZip」を選択する
・バックアップファイルの保存方法 : 「フォルダーへバックアップ」にチェックを入れる
・ログの送信先メールアドレス : デフォルトのままでOK
・メールの送信元 : デフォルトのままでOK
・エラー : デフォルトのままでOK(チェックを入れた状態)
【スケジュール】

スケジュール画面
・ジョブの開始方法 : 「WordPress の cron」を選択する
・スケジューラーの種類 : 「基本」を選択する
・スケジューラー : 「毎週・深夜の時間」に設定(アクセス数が少ない2時~4時の時間帯がおすすめ)
【ファイル】

ファイル画面
「ファイル」タブの項目は、すべてデフォルトのままでOKです。
【宛先: フォルダー】

宛先: フォルダー画面
・バックアップを格納するフォルダー : 「uploads/file-backup/」に設定(分かりやすい名前)
・ファイルを削除 : 「12」に設定(約3ヶ月分のデータを保存するため)
すべて入力が終わったら、「変更を保存」をクリックします。
これで、サーバー上の「ファイルのデータ」の自動バックアップ設定が完了です。
手順3:「データベース上のデータ」の自動バックアップ設定
2つ目のデータである、「データベース上のデータ」の自動バックアップのスケジュールと保存先を設定します。
先ほどの手順2と同様に、管理画面のサイドバーから「BackWPup」→「新規ジョブを追加」をクリックします。
各タブごとに設定していきます。
【一般】

一般画面(前半)
・このジョブの名前 : 分かりやすいジョブ名(例:Database Backup)を入力する
・このジョブは... : 「データベースのバックアップ」「インストール済みプラグイン一覧」にチェックを入れる
・アーカイブ名 : デフォルトのままでOK

一般画面(後半)
・アーカイブ形式 : Windows ユーザーなら「Zip」、Mac ユーザーなら「Tar GZip」を選択する
・バックアップファイルの保存方法 : 「フォルダーへバックアップ」にチェックを入れる
・ログの送信先メールアドレス : デフォルトのままでOK
・メールの送信元 : デフォルトのままでOK
・エラー : デフォルトのままでOK(チェックを入れた状態)
【スケジュール】

スケジュール画面
・ジョブの開始方法 : 「WordPress の cron」を選択する
・スケジューラーの種類 : 「基本」を選択する
・スケジューラー : 「毎日・深夜の時間」に設定(アクセス数が少ない2時~4時の時間帯がおすすめ)
【DBバックアップ】

DBバックアップ画面
・バックアップするテーブル : すべての項目にチェックを入れる(デフォルトのままでOK)
・バックアップファイル名 : デフォルトのままでOK
・バックアップファイルの圧縮 : 「GZip」を選択する
【プラグイン】

プラグイン画面
プラグインの項目は、すべてデフォルトのままでOKです。
【宛先: フォルダー】

宛先: フォルダー画面
・バックアップを格納するフォルダー : 「uploads/database-backup/」に設定(分かりやすい名前)
・ファイルを削除 : 「30」に設定(約1ヶ月分のデータを保存するため)
すべて入力が終わったら、「変更を保存」をクリックします。
これで、「データベース上のデータ」の自動バックアップ設定が完了です。
以上で、必要な2つのデータの自動バックアップ設定が完了しました。
指定した日時になったら、自動でバックアップを取ってくれます。
③ BackWPup の手動バックアップの方法【ジョブからワンクリックするだけ】

③ BackWPup の手動バックアップの方法【ジョブからワンクリックするだけ】
「すぐにバックアップを取っておきたい!」という方もいると思うので、手動でバックアップを取る方法も解説しますね。
ワードプレス管理画面のサイドバーから、「BackWPup」→「ジョブ」をクリックします。
すると、先ほど作った「2つのバックアップ設定(ジョブ)」が表示されています。

BackWPup → ジョブ画面
この画面で各ジョブにマウスのカーソルを合わせると、メニューが表示されます。
そのメニューの中の「今すぐ実行」をクリックすると、バックアップが開始されます。

バックアップ実行中画面
バックアップ処理を示すプログレスバーが表示され、「100%」になるとバックアップが終了します。
これで、手動バックアップは完了です。
④ バックアップデータをパソコンに保存する方法【ジョブからワンクリックするだけ】

④ バックアップデータをパソコンに保存する方法【ジョブからワンクリックするだけ】
バックアップを取ったデータを、パソコンに保存する方法を説明します。
ワードプレス管理画面のサイドバーから、「BackWPup」→「ジョブ」をクリックします。
すると、作った2つのバックアップ設定(ジョブ)が表示されます。

ジョブ画面
画面右側の「前回の実行」の項目にある、「ダウンロード」をクリックします。

バックアップ アーカイブ管理画面
バックアップ アーカイブ管理画面が表示され、ファイルの上にマウスのカーソルを合わせると、「ダウンロード」が表示されます。
クリックするとパソコンにダウンロードされ、バックアップのデータをパソコンに保存されます。
なお、ダウンロードの横に表示されている「削除」をクリックすると削除できるので、データが溜まってきたら削除しましょう。
これで、バックアップデータのパソコンへの保存は完了です。
⑤ まとめ:リスクに備えてバックアップを取ろう【初期設定として必要】

⑤ まとめ:リスクに備えてバックアップを取ろう【初期設定として必要】
本記事では、自動でバックアップを取ってくれるプラグイン「BackWPup」の設定と使い方を紹介しました。
設定手順をまとめます。
【自動バックアップの設定手順】
手順1:BackWPup のインストール
手順2:サーバー上の「ファイルのデータ」の自動バックアップ設定
手順3:「データベース上のデータ」の自動バックアップ設定
「BackWPup」は無料で使えて、必要なデータを自動でバックアップを取ってくれるので、便利なプラグインです。
ブログを始めたら、初期設定として早めに導入しておきましょう!
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